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家賃だけでは賃貸契約できない!?準備すべき費用7種類

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 初めての賃貸契約の時、家賃を払えばいいものだと思っていました。
 実際は敷金や礼金などの他、多数の初期費用が掛かり、家賃の5~6か月分の費用を準備する必要があります。
 家賃を準備しただけで安心していると痛い目を見ますよ。ここでは、実際に払った初期費用を紹介します。

この記事の内容
  • 家賃以外に準備する初期費用が分かる

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賃貸契約で必要な初期費用

前家賃


 賃貸契約の時に翌月分の家賃を支払うこと
 例えば、1月に契約したとして、2月1日から入居するとします。この場合、2月分の家賃だけを支払うことになるので、わかりやすいと思います。
 しかし、月の途中から入居する方もいるでしょう。その場合は、『その日から月末までの日割りの家賃と翌月分の家賃』が必要になります。

仲介手数料


 貸主と借主の間に入って案内~契約・引き渡しまでを行う不動産会社に支払う手数料のこと。大家さんと直接交渉すると無料になります。

敷金


 借主が家賃の滞納や部屋を壊したり、汚したりしたときの為に貸主に預けるお金
 特に何も無ければ、退去時に返金されます。

礼金


 大家さんに対して、お部屋を貸してくれて、ありがとうのお礼の意味合いで渡されるもの。この礼金は退去の際、戻ってきません。大体、家賃の1~2か月分が相場ですが、最近は入居率を上げるために礼金が無い所が増えています。

火災保険料


 賃貸契約をする時に、ほとんどの場合に加入を勧められます。火災保険は任意なので入らなくてもいいのですが、いざという時の為に入ることをオススメします。
 そもそも火災保険に加入する目的は、家財の補償と部屋の原状回復の2つの目的があります。
 家財の補償は、万が一、火災や他の災害で冷蔵庫、テレビ等の家電または家具に損害が出た場合に補償が受けられます。つまり、買い直すときの費用を賄われます。
 火災保険は勧められたもの以外に自分で選ぶことができます(指定されていることもある)が手続きが少し複雑になります。

保証会社の利用料


 家賃の補償会社を利用するために支払う費用です。
 借主が家賃を滞納したときに大家さんに対して保証会社が立て替えてくれます。
 利用料の相場は、初回が家賃の50%となることが多いです。

鍵の交換費


 以前に暮らしていた住人が使用していた鍵とシリンダー(鍵穴)を交換する費用です。
 鍵の交換は必須では無いのですが、防犯上のリスクを考えたときに必要でしょう。通常のカギで値段は1~2万ほど、オートロック機能があれば、2~3万が目安です。防犯対策が高い鍵になるほど料金は高くなります。

契約時に必要なお金


ここまでの項目の費用をまとめて、実際に幾らになるのかを例を挙げて出してみます。(火災保険、保証会社、鍵の交換費は抜きます。)

例) 家賃が5万円の物件だとして、前家賃1か月、礼金1か月、敷金2か月分、仲介手数料1か月分の場合…。
  → 家賃5万円×5か月分=25万円が必要です。 Σ(・ω・ノ)ノ!

まとめ


 賃貸契約を結ぶのに結構な額が必要なのが理解できたと思います。
 余裕をもって準備しましょう。

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kazunori
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医療従事者「臨床工学技士」として働いています。 自分の経験したことを元に記事を書いていきます。